100の質問ノートから得た「わたし」
こんにちは、ノート研究ライターeyecoです。
昨年の秋に取材で再会した、美LIFEクリエイターの長谷川エレナ朋美さん(旧・長谷川朋美)。長谷川さんがノートと向き合い、取り組まれてきた主軸に「セルフコーチング」があります。セルフコーチングとは、自分自身への問いかけを繰り返すことで、自分自身との対話を重ね、自分の内側から答えを出していくというもの。わたしは、この3年間の手書き活動で、ずいぶん自分の内側を掘り進めてきたなぁという実感はあったものの、「自分で自分に質問をする」ということはやったことがなかったので、取材を通じてエレナさんともいろいろとお話しをし、また誌面でも特集を組ませていただきました。
自分への理解を深堀りする質問ワーク
エレナさんの著書『自分の人生が愛おしくてたまらなくなる100の質問ノート 人生を最強のパートナーにするセルフコーチング【完全版】』(大和書房・刊)。タイトルの通り、本には自分自身にする質問が、Q1〜Q100までギュッと詰まっています。導入の、「自分を知る11の質問」から最終の「人生を見つめる16問」までステップで区切られた質問が用意され、”気づき” → "現実・理想のギャップ" → "どう埋めるか" と書き進めることがワークとなり、自分との対話を深めていける仕様となっているのが特徴です。
サイクルを回しながら理想を自分の領域に取り込む
「幸せ」や「理想」を語るとき、すべてが自分の外にあって、いまの自分には何もないと思いがちですが、セルフコーチングは、それらの種を自分の中から発見することがベース。気づきが視点を変え、視点が変わると可能性が広がり、可能性が広がると、チャンスが増えてくる。チャンスを活かすと経験になり、経験は自信や知恵を授けてくれる。こうやって、サイクルを回していくことで、自分の外にあると思っていたものが、いつの間にか自分の領域にすっぽりと入ってくると考えれば、何ら不思議なことではないのかもしれない。
そう思うのは、わたし自身、この『100の質問ノート』を使って繰り返し問答することで変化の波を感じてきたから。それまで聞こえなかった自分の内側の声がクリアに聞こえ始めている、そして、その声に従うことに、ためらいや気後れや疑いの気持ちがなくなってきた、とも言えます。それと、面白いのが、他人の一挙一動にオロオロしたり一喜一憂したり、変に邪推して一人疲れたりすることがなくなってきたようにも感じます。
ポジティブな「まあ、いいや」が増える喜び
もちろん、嬉しいときは嬉しいし、喜怒哀楽はあるんですけど、フラットでいられる時間が多くなりました。これはすごくありがたいことで、デフォルトで「他人の目を気にしすぎ」ていたわたしにとっては、大きな変化です。ポジティブな意味で「まあ、いいや」と捉えられるようになることが増えていて、風通しがよく、過ごしやすい。「ノート1冊でこんなに変わるんだなぁ」とひそかにニンマリしている、そんなセルフコーチングタイムです。
仕事と同じ感覚で突き進めないロマンスの不思議
仕事では、自分に求められていることが明確だったり、「YES/NO」「できる・できない」のボーダーははっきり、クリアになっているので、遠泳だろうが、割と迷いなくザバザバと泳いじゃうくせに、恋愛となると一転、これが本当によくわからないことが多く、謎。苦手な分野なんだなと、ロマンス波が到来するたびに痛感します。
オトコゴコロ? オンナゴコロ? なんだなんだ、良かれと思ったことが裏目に出ているのはなぜ? マッチしていると思ったらいきなりズレたけど、どして? え?? そういう意味じゃなかったんだけど、なんて。それで気がついたら、大ヤケドしてたり。そんなことが多くて、思わずこれを熟読してしまったほど。
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恋愛ってこわい! 自分が自分でいられなくなっちゃう感覚がこわいわ!
そんなふうにブルブルしながらいたときに、読みました。それを経てからの、『100の質問』取材。そりゃ、ガムシャラに書くよね、ノート、わたしも。。。。
昨年の話ですが、そのノートを振り返りながら、そろそろまた、この『100の質問』をやり直してみようかなと思う週末です。
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